2010/06/07 [Mon]
■ 池田綾子 おとぎふと「a live , a life」@渋谷DUO
久しぶりに見る池田綾子ワンマン(前回2006年→vainsystem.net - 11/25 池田綾子 ワンマンライブ「nostalgia」@渋谷duo)。伊勢神宮(vainsystem.net - 池田綾子 伊勢神宮鎮守の杜奉納コンサート)もだいぶ前。
DUOのキャパは椅子で300前後。ワンマンだとたいてい椅子なので助かる。スタンディングでわーわーやるような曲調じゃないしな。本人も「お客を眠らせるコンサートをやってみたい」とか冗談で言っていた。眠くなるのは良いライブ。
真ん中にどでかい柱が2本あるあほライブハウスなんだが、ワイドなので、左右どちらかを捨てれば見やすい。左にキーボードがあったので、弾き語り目当てで中央右寄り後方に座る。大体正解。
ステージは森の様相。天井から草がぶらさがってるわ、譜面台の脚にツタが絡まってるわでたいへんな事に。凝ってるなあ。この規模のライブで、これだけ凝っているのは初めて見たかもしれない。
今回の見所はゲスト楽器。順番にサックス、尺八、チェロ+バイオリン。弦が合うのはもうわかっているとして、尺八が面白かった。ぶほーとか渋いサウンド。「星降る森」がより幻想的に。最後、ギターパーカッションキーボードに加えて全員で「ヤサシイウタ」。これはもうすごいことになっていた。「自分を再確認」するにふさわしい楽曲(デビュー曲)。
そのほか。
- 病院でうたっているという「マッてるぼうずの歌」は、子供にでもうたえるようにさすがにキャッチー。お約束で会場みんなでうたう。
- 「見上げる青い空」の力強さが相変わらず半端ない。
- サックスのでかい兄さんが白スーツで登場。かっこいい笑。「プリズム」で軽快に。
- コーラスは女性を入れて欲しい派。
- 選曲はシングルや定番が多く、わりと万人向き。
- 子供連れがちらほら。綾子さんがステージから話しかけてたが、恐ろしく和む画だった。かわいい。
もうMC時の声からして壮絶に美しい。専門職を含めても、そうは居ないレベル。声ソムリエの僕が言うんだから間違いない。その上、CDクオリティで歌ってしまうのだからかなわない。何も言うこと無いわ。存在自体、神に深く感謝。
終了後、会場を出るとこんな演出が。最後まで凝るなあ。
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