2011/11/06 [Sun]
■ 拝郷メイコ 10th Anniversary スペシャルワンマンライブ「テントテン」(11/04)
10周年記念ライブというとろくな思い出がない(当サイト10/03/20付)んだが、今回は素晴らしかった。約3時間の、まさにスペッシャル・ライブ。終盤のメイコねえさん、完全に燃え尽きてた。
拝郷さんの魅力は、力強くも甘さかわいさを備えたボーカル、雰囲気合いすぎのギター、下町感まるだしのキャラ、鎖骨など色々あるが、それらが渾然一体となった感情系のうたがたまらないんだな。たとえば「せかい」「メロディ」あたりを生で聴くと、涙腺を制御するのは困難なレベル。このへんは、僕が好きなアーティストの中でもずば抜けてる。関東近辺の方は、機会があったら是非体感してみて欲しい。
あとはてきとうに、どうでもいい概要など。MCはそういうニュアンスの話ってことで。まともなライブレポは他をあたってくれ。ここはそんなんじゃないんだ笑。
- 椅子が4、5列くらい。後ろは立ち見だったので、100とかそこらの入りだろうか。前回見たBOXX(当サイト07/02/25付)のときはオールスタンディング。長丁場なので、椅子はあったほうがいい。
- 「今日は曲数多いぜ」
- 髪を切りました。ライブ当日に。「勇気あるよねー」
- 「20万キロ近く走った車を買い替えた(親が)。こんどのは8人乗りだぜツアーやるぜやほー。」
- 「今回のTシャツは、デザインがデビュー曲のメロディになってる。楽譜書けないので、バンドメンバーに書いて貰って、写メを見ながら写した笑」
- 「CDを手作りした。100枚作ったつもりが、シリアルナンバー101までになった。あとでみたら、74だかが飛んでた笑てきとうですから笑」
- 「実家で30年以上過ごしてる。ジャケットは3歳か4歳ころに、居間でおそらくおじいちゃんが撮ったもの。端にフジコ的ななんかが写ってるが、権利的に面倒なので見なかったことに笑。」
- 会場とじゃんけんして、勝ち抜いた人をステージに上げて罰ゲーム。「勝ったらちゃんと残って下さいよ、座る人いるんで笑」
- 3戦目「ここで一個前と同じのを出すっていうね!」正直読めましたメイコねえさん。その次で負けたけど残り10人くらいまでは生きたよ。
- 不幸にも勝ち抜いたトクナガさんは、ステージ上で目隠しされ、メイコと踊り、ヅラを貰って帰る。
アンコール2回目は、生声生ギターで「ソイトゲヨウ」。「悩んでセットリストから外したんだけど、なんで外したんだろうね」という事で結局やる。ステージ上でプラグをばさっと外す様がかっけかった。観客もパーフェクトに静寂を保ち、なかなか体験できない空間を演出。こういうのが小さいライブハウスの醍醐味。
良かった。本当に良かった。わりと低空飛行な日常にカツを入れるべくパワーを貰った。また次の10年へ。期待。
オフィシャルサイトで購入すると凝ったチケットが送られてくる。メイコねえさん内職。
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