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2005/12/11 [Sun]

下川みくに 4th Concert LIVE!!LOVE392 vol.04@原宿アストロホール

非常に残念。気の毒、つうか哀れ。

ライブ中盤、ダンサー(てかそこら辺の姉ちゃん)を二人従えて、パラパラみたいなダンスをしながらインチキリミックスアニソンメドレー。あのなあ、俺としては、下川みくににしか出来ないパフォーマンスを期待して、名古屋くんだりから往復2万円をかけて見に行っているわけよ。何が悲しくて、こんなそこらの声優アイドルでも出来るようなやっつけダンスを見なけりゃならんのだ。ワンマンライブでカラオケを使う時点でナメてる。頭おかしいんじゃないのか。

入場列の客にメイドがインタビューしていた時点で、ちょっと怪しい雰囲気ではあったんだが。会場にカメラが入っていたので、ネットだかスカパーで流すんだろう。今日のライブは、全てこれを意識した構成。いつものようにつっ立って歌うんじゃ画にならないから、意図的に盛り上がる場面を作り上げたわけだ。カラオケでダンスのあと、ひきつづきカラオケで「NeverStop」など。アニヲタだけではなく、初期アイドルヲタにも媚びて。

セットリストもかなりきつい。序盤は静かに「それ愛」、「枯れない花」、「悲しみ」などをやり、いつもはアンコールの「たった ひとつの」を序盤ラストに。はいはいいつもの奴らはこれで満足だろ、ここからアニヲタ盛り上げろよ、とばかりにアニソンダンスパート。思い出しただけで腹たってきた。

アニソンに片足つっこみながらも、通常の仕事とアニソンの仕事の線引きがちゃんと出来ている所が良かったんだが。これはもうまるっきりアニソン歌手の仕事。いつものライブじゃアニソンのアの字も出さないのに、今日に限って「アニソンサマーライブで歌えて良かった」とか「アニソンメドレーは前からやりたかった」とか、不自然にも程があるだろ。理想ばっか言ってても仕方ないとはいえ、これはあまりにも悲しい。

この模様をテレビで見た人は、下川みくにはいつもこんなライブをやってるんだと思うわけだ。本当に泣けるわ、今年ここまでやってきたのが一気にだいなしだ。こいつらに媚びる方向でやってくなら仕方ないけど、長くはもたないと思うよ。中盤の手拍子ばらばらぶりを見てもわかるとおり、うたなんか聴いちゃいねえ。跳んだり叫んだりして、自分が楽しけりゃいいんだから。応援の声が大きければ盛り上がってる、みたいな短絡思考しか出来ないのも特徴。

しばらく様子をみたいけど、こんなのが続くようなら、残念ながら付き合いきれない。これだけの素材を活かせなかったぼんくらスタッフと、運のなさを恨みつつ去って行くのみ。ほんと、今回が悪い意味で特別だったと思いたい。

セットリスト

ファンサイトから転載させて頂きます。

改めて眺めてみると、ひどいリストだな……。

  1. Party -is not over-
  2. BELIEVER~旅立ちの歌~
  3. それが、愛でしょう
  4. 悲しみに負けないで
  5. 枯れない花
  6. あれから
  7. Alone
  8. Happy Xmas-War Is Over-
  9. もう一度君に会いたい
  10. たった、ひとつの
  11. 残酷な天使のテーゼ~輪舞~KUJIKENAIKARA!~愛・おぼえていますか~ETERNAL WIND~KOHAKU~
  12. If~もしも願いが叶うなら~
  13. Pavement
  14. Never Stop
  15. POPCORN
  16. tomorrow
  17. Remenber
  1. キミノユメ
  2. 南風

2ndの1曲目から。今日はパーティって事なんだろう。あとはこれといって……。「Alone」、「もう一度」では弦を投入するも、ちゃんと音拾えて無いし。キーボードのおっさんはたびたび音を外すし、もうほんと散々。

ここまで悲惨なライブを見ることになろうとは思わなかった。今年のライブはどれも満足度が高かったからな。すっかり油断していた。もう良くて当たり前みたいな思いこみがあったので、落胆ぶりも激しい。ずっと上がり調子で来てたけど、いつまでも上がりっぱなしなわけが無いんだよな。いつかは落ちる。ま、大暴落だけどな。

そのほか

さて。年末のM'SBARで挽回できるだろうか。

参考資料

あれだけ入ってたのに、感想を書いてるのがいつもおなじみの二人だけという現実。お世話になってます。

[ カテゴリ:下川みくに ]



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