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2008/07/21 [Mon]

下川みくに Live Tour 2008~ASIAN LOVERS~@名古屋ell.SIZE

従来のellの側に出来た新しいハコ。キャパは3F(フィッツオール)と同程度で、スタンディングで100から200くらいか。段差が付いているので、見やすさは問題ない。しかし、スペースの都合からか、スピーカーが天井吊り。これが影響しているのかどうかはわからないが、高音が常に音割れ。もう、歌い出した瞬間に萎えた。調整しているの?

暫定セットリスト。順番は適当。抜けもある。一晩飲んで寝たらなんも思い出せない。

「all the way」でスタートはマニアにはたまらない。「KOHAKU」はギターメインのアレンジに、松ヶ下氏のコーラス付き。これは間違いない。

経験上、序盤に超定番を固めてくる場合は、中盤でなにかやらかす。

アニソンを歌うなとは言わないが、もうちょっと面白くできないか。「残酷な天使のテーゼ」は間違いなく歌わない方がいい。元の印象が強すぎるので、どんなに頑張ってもカラオケ。

カバーを3つ4つも歌って、持ち歌がメドレーになるというのはどう考えてもアレ。

「my home」「Life」があったので、なんとか意識を取り戻した。とくに「Life」は神曲としかいいようが無い。

終盤は「みんなでうたうよ」と、執拗に歌わせる。いや、ちょっと待って。僕らはおまえのうたを聴きに来ているんだ。何が悲しくてヲタの合唱を聴かされなきゃならんのだ。やるのは構わないが、1曲が限度だと思う。こうも3,4曲連続でやられるとさすがに参る。

というか、4thアルバムのオリジナル曲はいつ聴けるのでありますか?ふざけてるの? セットリストが意味不明すぎる。以前はなにかしら意図が伝わってきたんだが……。

MC。

薄かった。前方の集団がいちいち絡むのがいかん。本人も色々考えてきてはいるだろうに。

以上。前回同様、比較的最近のファンに向けて構成している。最後あげあげで盛り上げて終わるのもいいんだがなあ。みくにのヴォーカルの魅力はシンプルに響く高音にあるわけで、バンドスタイルよりはギターorピアノ1本がいいし、曲はミドルからバラードくらいが一番映える。モノが違うから、今のやり方でもそれなりの力は発揮するけどね。例えて言えば抑え寺原だよね。

[ カテゴリ:下川みくに ]



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