2007/05/25 [Fri]
■ 安藤裕子 「再生」 2007 ..recall me..@ZeppNagoya
ネタバレます。東京公演を見られる方は、今すぐブラウザを閉じるなりPCを叩き壊すなりして下さい。
どしゃぶりの名古屋公演。Zeppは大きすぎないか?と思っていたら、椅子が設置してあった。スタンディングだとあんなにだだっぴろいZeppも、椅子だとこぢんまりして見えるから不思議だ。というか実際狭く区切ってあるのかな。ステージも低く見えた。
整理番号はサイト先行予約で100番くらいだったので、丁度良いあたりで7列目真ん中ブロックに陣取る。客層はどうだろう、男女46くらいだろうか。カップルと女性二人が目立つ。入りは勘で500ちょっとくらいか。帰りの通路でもまれないで出られた。
ステージはシャボン玉をイメージして球体で構成。中央にでっかい球体のスクリーン、周辺に丸いライトが点々と。オープニングはスクリーンにねえやんのイラストが映る演出。よくわからないなあ、と思っていたら、あとで「ミスがあって……」とか言ってた。
バンドはギター、キーボード、ドラム、ベース、コーラス&キー&小物のフル構成。コーラスはこんなところに新居昭乃。ねえやんの衣装は、なんか赤いゆったりしたのに緑ぽい脚。まあ、変な服だ(笑。
以下箇条書き。
- 「今回はマイナーな曲を歌う」との事で、序盤にシングルのカップリングをいくつか。そこは盲点。誰かのカバーでもやってるのかと思った。
- 序盤は正直、うたの出来があまり良くないなあと思った。CDみたいにあまりキレイには感じなかった。今回が初見なので、こういうクオリティなのか調子が悪かったのかは知らない。
- 中盤の「み空」「唄い前夜」では圧倒的な存在感。一気に吐き出す感じの迫力あるうたに押されっぱなし。序盤侮っていたのを謝る(心の中で)。
- 即興で2曲。「合わせたばっかり」とか。ピアニカ、ギター、鉄琴など。2曲目は堅いハケみたいなので段ボールをなでてしゃらしゃら音が出る楽器(?)も。段ボールにTシャツが巻いてあるのがびんぼうくさくて良かった。内容は男女が無礼講とかなんとか言ってたけど、どんなんだったかな。
- 「のうぜんかつら」はシンプルアレンジ。
- 本編ラストは「The Still Steel Down」。きたー。安藤裕子の世界に引き込まれたきっかけの曲なので思い入れがある(iTunes☆5はコレと「唄い前夜」)。どうでもいいんだけど、ストールダウンストールダウンと聞こえたのが気になる。最後はねえやんが先にハケてバンドのみに。演奏終了後アンコール。もうここまでで十分だ。満足した。
- 堤幸彦の映画「自虐の詩」の曲、「海原の月」を披露しておしまい。
- 最後は上から風船が降ってくる。さすがに邪魔になるししぼむので持って帰らなかった。バンドみんなで、客席とバシバシ風船撃ち合い。なんだこのアットホームさは。はよ帰れ(笑。
- 「名古屋で初披露が多いですね。」
- 途中、感極まったのか泣いてた。
- グッズはオリジナルイラスト入りのTシャツとトートバッグ。すみません、3800えんは高いです。もうちょっと商売っ気を出してもいいんじゃないかと思った。本当にこの二つしかないし。
MCは、まあ予想通りひどいな(笑。話を続けられず、じゃあ歌おう、みたいな流れ。キャラがキャラなので、期待してもしょうがない。あまりMCを挟まず、淡々と歌い続けるのでいいんじゃ。
次はもっと小さいハコで見たいかな。もしくはホールでまったりと。
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