2008/10/04 [Sat]
■ 池田綾子 伊勢神宮鎮守の杜奉納コンサート
13時開始なので、10時出でいいだろ、と余裕こいたら間に合わないし。
近鉄のJR連絡口を利用してみる。JRと近鉄の切符を二枚重ねて投入する。Suicaで乗ってきたので、近鉄の切符を投入したあとタッチ。ICOCAは使えないって書いてあった。よくわからない。
難解すぎる。
近鉄特急で90分ほど。軽く旅だね。
宇治山田駅到着。バスに乗る。外宮(げくう)はすぐなんだが、内宮は6キロ咲。
高い。旅先で訳の分からないバスに乗ると無意味に高まる。どこに連れて行かれるかわからないので、一瞬も気が抜けない。料金盤が無駄に液晶でかっこいい。負けてるぞ名鉄。
到着。盛り上がってんなあ。結構若いカップルとかも見かける。みんなだいすき赤福餅を下げてる人を10人くらい見た。
手書きであります。達筆とは言い難い。
コンサートは入ってすぐのとこの能楽堂でやってた。開始より20分遅れで着いたが、まだ謎の男性ユニットが歌ってた。格的に考えて綾子さんは後半だろう。小柳ゆきがトリとして。
予想通り、4組中3番目で綾子さん登場。バンドみんな裸足で、フリーライブではありえないレベルの豪華構成。キーボードx2、ギター、パーカッション、ヴァイオリン。ステージと客席の間が吹き抜け(というか、野外)なんで、音響はそんな良くないけども、こんなのはなかなか聴けるもんじゃない。
1曲目、登場と同時に「星降る森」。神社にこんなぴったりくる曲は無いよな。サビ前くらいからヴァイオリン投入。笑えた、すごすぎて。
続けて「おかえりなさい」「空の欠片」「数え歌」。最後、小柳ゆきを呼んで、一緒に「天球儀」。交互に歌って、サビユニゾン、最後のサビはハモりまくり。よくできてるもんで、盛り上がるところで曇り空から燦々と陽が射す。なんだかすごい画だった。
MCは、「奉納できてうれしい」「数え歌はここで初お披露目」とかなんとか。落ち着いている。
いやー、しかし……。久しぶりに生歌を聴いたが、壮絶に巧くて美しいな。何度も書いているけども、僕の中では地球上で一番うたがうまいお姉さん。やはり抑揚の付け方がうまい。盛り上げ方を知ってる。曲は淡々としているのに、こみ上げてくるモノがある。
小柳さんは往年のヒット曲を熱唱。ざわつく観客。もはやなつメロ。曲調は、やはり綾子さんの方が圧倒的に合っていたな。背後に松の絵が飾ってあるようなステージだからねえ。見所は、小柳さんの挙動不審ぶり。仲良しのハズなのに、全く噛み合わない二人(笑)。「みなさん、調子はどうですか」「その前のとこ踏んだら感電しました感電!」など、絶好調で帰って行った。すごい人だ。
終了後、拍手でアンコール。全員出てくるが、小柳「正直曲を用意してないんで」 挨拶しておしまい。状況的に仕切る綾子さん。しっかりしろ、小柳(笑)。
15時終演。お参りして帰る。二拝二拍手一拝だってさ。色々見られて良かった。わざわざ出掛けたかいはあったよ。
帰り、せっかくなのでJRで帰る。伊勢市駅から快速みえで名古屋直通。途中、他社路線を経由するので、あまり安くない。1980えん。2両編成で来やがった。1号車の座席番号1番から6番が指定席、とか言ってた。かっこいい。
Suicaタッチしたら止められた。はあ?ICが付いてるのに通れない?と、よく見てみたら、改札が近鉄と共通になってる。参宮線(さんぐうせん)はTOICA未対応。四日市までしか来てないのか。仕方ないので現金購入。今回のためにチャージした5000えんをどうしてくれるの(いや使うけど)。
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