2006/11/26 [Sun]
■ 11/25 池田綾子 ワンマンライブ「nostalgia」@渋谷duo
初めて見るあやこんワンマン。いやあ、度肝を抜かれた。これまでは対バンやらイベントで、弾き語りなどのシンプルな形態でしか聴いたことがなかった。今回はさすがにキーボードx2、ギター、ベース、パーカッション、ヴァイオリンのフルバンド。その中でも、ヴァイオリンにぞっこんご執心。弦の響きが歌声になじみすぎなんだ。元々しっくりはまる曲調ではあるけども。
ほか、キーボードの姉さんや、派手な動きのベース(長谷川都方面の人)も併せて、あやこんよりもバンドを見ていた時間の方が長い。タトー(プロデューサ)はおとなしかった。
ライブ二部構成
休憩を挟んで二部構成。前半はノスタルジックにとかなんとか。セットリストがどこにも上がってないので詳しいことは書けないけども、新曲が多くて新鮮な感じだった。
印象深かったのは、まず序盤の「見上げる青い空」。俺的に早くもクライマックス(またか)。いやこれは、CD音源からして今年ベストの出来だと思う。インディーズのコーナーに置いてあると思うので買え。
そして、最初に作った?とかで、大事にしている曲らしい「All Of …」。そうなのか。これはiTunesで☆5個付けてる数少ない曲。さすが、気持ちの込めようが尋常じゃなかった。安定感がありながらも、そういう特別な思いを伝えられるのがあやこんヴォーカルのすごいところ。もう終始泣きっぱなしだ。
あとは、終盤の「飛べない鳥」など。元々は結構地味な曲なんだけども、手拍子よろしく、という事で、ちょっとテンポ速めでノリ良くアレンジ。これは楽しかった。普段はあまり手拍子しない(気を取られて聴けなくなるので)んだけども、自然とリズムを刻んでしまう。最後の「ヤサシイウタ」でららら~も同様。うたうよ。
MC
- キーボード・ヴァイオリンとで女性3人に。「女性だけでやるのは初めてなんですよ」
- 「初めて弾き語ります……」てのは何だったかな。たぶん「愛の言葉」。
- ジプシーがなんとか、という物語を朗読して曲へ。こりゃあ正直いらないな。
- 「末っ子は要領いいんですよ。姉と喧嘩したらすぐお母さんに泣きついて。」
- 「みんながいっぱい助けてくれるんです」
- 前半白い服と膝くらいまでの短パン、後半背中が開いた黒いドレスみたいなの。頭に本物の赤い実がたくさんなった奴を差していて、動くごとにぼろぼろと落ちる。「わたしのこういう様も楽しんで下さい」
- では最後の曲を……と、ヴァイオリンの人を呼び忘れる。泣きながら登場するヴァイオリンの人。「いつもこうなんですよ、私。」
会場 Shibuya DUO -Music Exchange-
椅子が150とかそこらへんのライブハウス。上のフロアもライブハウス(O-EAST)な関係か、会場真ん中にどでかい柱が3本。これはきつい……。ステージは平均的なライブハウスより広いし、低めに造ってあるので、位置取りさえ間違わなければまったり見られる。
手持ちの整理番号は140台。オフィシャルサイトの先行予約で半年前に買ってこれだから、2ケタはどこか用にキープしてんだろうな、と思ったら案の定。入場整理の係員が呼んでいくものの、2ケタ後半はカラ番号。
そのほか
- 夫婦と5歳女3歳男(推定)の家族連れがなあ。俺でもケツが痛いのを我慢してつらいのに、3歳児が3時間も耐えられるわけなかろう。何度「空気嫁」と言おうと思ったか。百歩譲って連れてくるのはいいとしても、なんで中央2列目よ(笑)。後半はさすがに後ろに下がってた。
- まー、そういうのも居て、結構幅広い客層。女性もかなり居た。基本的にはおっさぽ多いけどな。
言うまでもなく素晴らしいライブでした。今までに見たのと比較しても、どう考えてもレベルが高すぎる。女性ボーカル好きなら、まずCDは聴いてみるべき。その上でライブを見ればすごさがわかる。また行こう。
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