2006/01/01 [Sun]
■ 12/31 FABWAY 05→06@表参道FAB
カウントダウンライブ。16時から次の日深夜まで、多数のバンドが参加。このライブハウスでイベントを行っている(いた)、長谷川都、拝郷メイコ、池田綾子の三人の女性アーティストが、序盤に30分弱ずつのステージ。イベントから見たら前座みたいなものなのかもしれない。
開場前の列は数十人程度。バンド目当ての場所取りを除いたら、開演直後の入りは2,30人といったところ。バンド用にオールスタンディングになっていたので、これはもう、びっくりするくらいのガラガラ祭り。三角ベースできる。まあ、年末忙しい時期に一人30分のステージだからねえ。俺みたいに三人全部興味があればともかく。
長谷川都
日記を参照すればわかるけど、結構なまったりさん。作品もそんなノリ。キーボード弾き語りで、女性が聴くのにいいと思う。本来なら座ってじっくり聴きたいところ。11日に名古屋でライブがあるようちょう楽しみ。
セットリストは、「あいのくに」「満ちてゆく」と、その他なんか。新しいアルバムをまだ聴いてないんで(この日に買った)、よくわからなかった。ライブで生きている人なので、あまり言うことも無い。安定してる。
MCでは、「皆さん大掃除しましたか」(会場シーン……)「してない、してないんですね。」みたいな。かわいそう(笑。こういうのは声を出してもいいよな。なかなか難しいけど。あとは、「今日はミラーボールが4つもあります。思う存分回してくださいとお願いしました」とか。
拝郷メイコ
アコギ弾き語り。
- トマトスープ(1stSg,1stAl#02)
- 僕に降る雪(2ndSg#02)
- ものがたり(3rdAl#09)
- ソイトゲヨウ(2ndAl#02)
1,2はライブ初聴き(ワンマンで聴いたかもしれないけど記憶無し)。とくにデビュー曲は聴きたいと思っていたので、いきなりぐっ、という感じ。2はそもそも初聴き。シングルのカップリング。紹介の仕方からして、冬の定番なのかもしれない。
3の気合いのノリはかなりのモノ。中盤くらいのABメロではピックを捨てて(わざとだと思う)指で静かに演奏。サビ入り直前でドンと叩いて大きく一拍開け、その間にマイクに付いているピックを取ってガンガンと。ギター一本でここまで表現できるのか、プロの仕事だ、と思った。ギターの事はよく知らないので、勘違いだったら申し訳。
4は弾き語り最強曲。そのために作られているようなもの。メーコ入門用にもおすすめ。
その他MCなど。
- 「拝郷メイコです! 元気ですか! チャオ!」 チャオ(笑。
- (ここで)言っていいのかな?このあと都と舞浜に行きます。是非邪魔しにきてください。
えーと、たいした話はしてない……つうか、年越しとかぶって、どっちで言ったんだか。
池田綾子
BBSより。
- 深呼吸ひとつ
- 愛の言葉
- 僕たちのTomorrow
- JEWEL
- おかえりなさい
今回はCDで予習して行ったのでかなり違った。こういう少ない曲目だと定番曲が多くなるので、最新アルバムを聴いておくだけでだいぶ対応できる。まだまだ聴き足りないので断言は出来ないけども、もしかしたらもの凄い表現力かもしれない。曲ごとにあわせて微妙に異なる歌唱で、ボーカルにめちゃくちゃ深みがある。プロフィールを見てみると、音大声楽科を出ているんだな。納得した。ちょい聴きでは敬遠するタイプの声質だけどこれはアリだ。
その他
- サポートにキーボードとギター。キーボードのみうらじゅんみたいなおっさんTATOO(たとー)氏はプロデューサーなのかな。2ndアルバムでは全曲編曲。
- FlowerVoiceの初代ホスト長谷川都、2代目拝郷メイコ、3代目池田綾子。「良い演出」とか。
- 「TATOO氏のスタジオが平屋から二階建てになりました! 出世!」「部屋のプロデュースを池田綾子が担当しました。障子を開けたらシャンデリア、みたいな。」
- 前回FlowerVoiceのドレスとは違って、破れたジーンズのラフな格好。ルックスはよく見るとあれだな、微妙(笑。トークがたいへん面白いので、ディナーショーなんかいいかもね、つったらすでにやってた。
以上2500えんで、結構満足。複数のアーティストでやるライブは、大抵どうでもいい人が混じってくるんだけど、俺が行く奴は何故か楽しめてる。それなりに同系統の人が連むからかな。
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