2012/07/15 [Sun]
■ 0714 Yui Makino Concert〜So Girlish〜@横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール
3年振り2回目の牧野由依氏コンサート。2年前くらいにアンプが壊れてから音楽を聴いてないので、半分くらい知らない曲だった。
ホールはなんでかしらないが赤レンガ倉庫の中。簡易椅子なので、ちょっと見づらいが、400席しかないので問題なし。僕の席は5列目の右端。ステージ下手にコーラス・弦、まん中にピアノ、上手にドラム・ベース・ギターという配置だったので、わりとギターのおっさん(鈴木英俊)を見ていた。
オープニング「Merry-go-round」。赤地に黄色ぽい球模様の浴衣で登場し、我々の度肝を抜く牧野氏。コンサートでこんなめんどい服を着てくる人はなかなかいない。
そして、うたに違和感。元の曲を聴いてないからこういうものなのかもしれないが、音がたいへん怪しい。つっか、合ってない。前回のログを見ると同じ事言ってるので、単純に緊張しいなのかもしれない。3曲目「ウンディーネ」あたりからは気にならなくなった。かわいい声で綺麗に伸びる。
他、箇条書き。MC部分は記憶に頼って書いてるので、そういうニュアンスってことで。
- 序盤に「ウンディーネ」「シンフォニー」「アムリタ」。おなかいっぱいである。
- 衣装を変えると、とりあえず回る笑。
- 数曲で衣装替え(合間はバンドのインスト)。黒っぽい普通の衣装に。
- お約束のクラシックコーナー。ドビュッシー 「ピアノのために」プレリュードとかいうのをピアノで演奏。よくわからんがかっこいい。
- 続けて、「ぞうさん木星に行く」とかいうの。キーボードの人と、二人でピアノ演奏。ぞうさんとジュピターが混ざっててすごい。牧野氏「ぞうさんおっきいんだなーって思いますよ!」思いました。
- 中盤、バンド紹介。メンバーにも、ガーリッシュな衣装をお願いしたもよう。ここでコーラスが半崎美子(自身のブロッグで出演予告)とわかって吹き出す。いや、まさか出てるとは思わないじゃん。似てるとは思ってたけど。ぜいたくですなあ。
- 紹介最後、ギターのおっさん。手拍子に乗せて紹介されて、ちゃりらりーと弾いたかと思ったら、間髪入れずに牧野氏がピアニカを取り出し、そのまま流れるように「夏休みの宿題」。この演出には驚いた。しかも夏休み〜つったら、僕が牧野氏の曲でトップクラスに好きな曲。ちょっと鳥肌、つうか泣いた。
- 本編最後、牧野氏「この曲のスローバージョンを聴きたいという声がありまして」 はいもうこの時点で「もどかしい世界の上で」。終演後にアンケートを取ってるから、ファンが聴きたいものを的確につっこんでくる。
- そして、スローなんだが、2番から通常バージョンへ。これはもうほんとに代表曲。牧野氏といえばこれ。
- アンコールはライブハウス仕様の拍手のみ。だいたいが、驚きのサイリウムゼロ。声優(らしくないけど)のヲタが集まってこれは驚異的。
- アンコール。白に緑ぽい衣装で、「Synchronicity」を踊りだして噴く。そうくるかー。これを歌うこと自体が面白い。
- 最後は「ふわふわ♪」。牧野氏「みなさん、素敵な扇子を持ってますね?」と出させ、最初から最後まで左右に振り続ける。無い人は手。これはかわいい曲だねえ。にやけてくる。
- MC「今日はガーリッシュ、明日はボーイッシュなんですけど、どう違うのかというと、歌詞の視点が女性だったり、一人称がわたしだったりする曲を集めて、ガーリッシュ。ボーイッシュは、それ以外笑。」「それプラス、聴いて欲しい曲を入れて」「選別は、牧野の独断と偏見です笑」
- 「衣装は、ガーリッシュとボーイッシュで、だーっと沢山用意して貰って。そこから選んだんですけど、着てみるのはただですよね?って笑」
- 「もう一つ定番コーナーがありまして」と、グッズの販促開始笑。これがわりと長いんだが、グッズは扇子、チャーム、チェーン、タオルしかない。もっと商売っ気があってもいいと思う。だが、ひとつひとつのクオリティは高い。
- 「最近事務所を移籍(アミューズ)しまして、事務所のカラーが黄色で、名刺とか黄色なんですけど、色に染まりたいということで、チェーンは黄色!」
など。序盤の出来や、うるさい客など、気になるところもあったが、これだけのセットリストを持ってこられたら言う事ない。いろんなライブを見てきたが、そうそう出会えないレベルだとおもう。また近々見に行きたい。おしまい。
ここの3Fにホールが。
牧野氏があまりに激しく販促するので、こうてしまった扇子(2000えん)。収納用の袋も付いて、すごくかわいい。
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